SEOの勉強を進めていくと、必ず「meta description」の設定について疑問視する事になってくるでしょう。
結論からお伝えすると、現在のgoogleアルゴリズムでは「meta description」と「keywords」はSEOに直接の影響は無いとしています。
それであれば、わざわざ文章を考えて設定する必要は無いのでは? と考えるのはお粗末であるという事を簡単に解説していきたいと思います。
1. meta descriptionとは
meta descriptionとは、画像の赤枠部分で記事の内容を100~120文字程度で説明した文章の事で、下記画像の様にgoogleやYahooで検索した時に表示されるもので、検索ユーザーが記事に興味を示してくれるかどうかの重要な説明文章といってよいでしょう。
そのため、googleに対するSEO対策にはなっていなくても、検索ユーザーがクリックしてくれるかどかの重要なものなので、間接的にSEO効果があると考えて良いでしょう。
では、meta descriptionを設定しなかったらどうなるのでしょうか?
設定しな場合でも、記事内の文章から自動的に最適と判断される内容を表示してくれるため、空白になる事はありませんが、やはり100文字以内で正確な説明文を記載した方が良いでしょう。
2. googleのmeta descriptionに対する考え
meta descriptionの内容はgoogleが検索順位を決定するためのアルゴリズムには入っていないとされています。
しかし、これはmeta descriptionの設定が不要という事ではなく、クリック率の向上とページ内容をgoogleに知らせるための手段にもなる。
googleのマット・カッツ氏が、meta descriptionについて以下の様に説明しています。
3. meta descriptionの役割
メタディスクリプションの一番重要な役割は、「検索ユーザーへ記事の内容を正確に伝える」ことです。
タイトルについては32文字以内、説明文については100~120文字以内程度とされています。まずタイトルの文章で検索ユーザーの目に留まり、さらに説明文章を見てクリックしてくれる、というのが理想的な考えになる。
要約すると、「meta descriptionの設定でgoogleに対するSEO効果は期待できないが、ユーザーへ記事の内容を分かりやすく伝えましょう。そうすれば集客アップにもつながる可能性がある」という事です。
以下の内容を重視してmeta descriptionの設定を行う必要があります。
3-1. クリック率の向上
調べたい事があってネット検索している人は、検索結果に表示された個々のタイトルと説明文章の内容を読んで、自分が調べたい内容と一致しているかどうかを判断します。なので、検索ユーザーがどの記事を読むか決定するために読む最初の基準になる。
ここでタイトルと文章の内容で興味を持ち、多くの人がクリックしてくれたならば、間接的にSEO対策にも繋がっていると考えて良いでしょう。
3-2. googleへ記事内容を正確に伝える
検索ユーザーへ内容を伝えるのと同じく、SEO効果は無いとされていますが別の目的でgoogleへも内容を正確に伝えておく必要があります。
それは、どの様なキーワードで検索された時に表示させれば良いのかをgoogleが判断するための判断材料にもなるタイトルと説明文章なので、検索時のキーワードを盛り込んでおくと、理想とする検索結果に表示される確率は高くなるでしょう。
4. まとめ
meta descriptionの設定は、間接的ですがSEO対策(集客アップ)になるので正確な説明文章を入れましょう。
googleは常に進化する事によってSEOに対するアルゴリズムも変化していき、我々もそれに対応していかなければならないというのが現実です。しかし、それは検索エンジンの発展や多くのWEBユーザーに対する利便性の向上などを考えた上でのアルゴリズム変更であり、サイト管理者も検索ユーザーも大きな負担とはならない様に考慮されている。
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