上位表示のためのSEO対策(基本編)

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本記事は、SEO対策初心者の方が初歩を理解してWEBコンテンツ作成に役立てていただき、集客アップを目指していただくための内容となります。

ホームページなどのコンテンツ作成を行った事がある人や、またそれに興味のある人は「SEO対策」という単語は聞いたことがあるでしょう。

あなたが独自に作成したホームページやブログをネット上へ公開した場合に、SEO対策を実施していなくても決められたURLをキーボードに入力してリターンキーを押せば自動的に表示されます。そのため、SEO対策はコンテンツをネット公開する上での必須の対策では無いという事になります。あなたの作成したコンテンツのURLを知っている人であれば、いつでもアクセスして情報を確認する事ができます。

よって、コンテンツを作成~ネット公開するまでが最終目的で、より多くの人に見に来てほしいという事が目的外であれば、わざわざ勉強をしてSEO対策を行う必要はありません。

しかし、よく考えてみるとあなたが作成したコンテンツのURLを知っている人は世の中にどれぐらい存在するでしょうか? おそらくコンテンツを作成した本人のあなたから聞いた人ぐらいでしょう。先ほど説明した様に、コンテンツを作成~ネット公開するまでが最終目的、であればSEO対策の知識は必要ありませんが、そんな人はいますか? あなたと、あなたがURLを知らせた友人など数人~数十人程度の人のために頑張ってブログ記事を更新していく。初期段階はそれでも良いかもしれませんが、それが最終目的の人はほぼゼロでしょう。

ホームページを苦労して作ったり、ブログ記事を更新して有益な情報を公開していくからには、より多くの人に見に来てほしい、と考えるのが普通ですね。という事は、自分がコンテンツURLを知らせていない世の中の多くの人にも見に来てもらう必要があります。

今回は、あなたが作成したホームページやブログのアクセスURLを知らない人でも興味のある人々がh一人でも多く見に来てくれる(集客できる)様にしていきましょう。

1. そもそもSEO対策とは何なの?

SEO(Search Engine Optimization)を日本語に直訳すると「検索エンジン最適化」になり、Google、その他の検索エンジンで特定のキーワードを検索した際に、検索結果の上位に表示されるようにWebサイトの作りを最適化していく手法のことです。

あなたのコンテンツURLを知らない人を集客するためにはどうすれば良いだろうか?より多くの人にコンテンツを見てもらい、グローバルなものに育てるためにはどうすれば良いのだろうか?

これを解決してくれるのが「SEO対策」という手法であり、これが現代ではごく一般的な方法で、検索エンジンで検索した時にトップページに表示されるサイトは少なくともSEO対策を意識しているものがほとんどである事は確かです。

この様に、あなたが作り上げたサイトやブログもSEO対策を実施する事によって、検索エンジンで検索された際に上位表示される事で多くの人に認知されることによってwebコンテンツとしての価値が上がり、またコンテンツへアクセスして必要とする有益な情報を得る事ができた訪問者にとっても満足感は高くなります。

この様にコンテンツを作成~発信する立場の人も、またそのコンテンツにアクセスして必要情報を取得する側の両者によって成り立っており、両者の満足度アップを期待できるのが「SEO対策」となります。

1-1. SEO対策を行う目的

SEO対策を行って検索上位表示することで、googleやyahoo、その他の検索エンジンで情報を検索している人々を自分のWEBサイトへ呼び込む事ができるのです。

WEBサイトへの流入数を増やすことで、googleからのサイト評価が上がり、また検索ユーザーも希望する情報を入手する事できて、互いに満足度が向上するという仕組みを構築していく対策を「SEO対策」と呼びます。

具体的な例をあげてみよう。
例えば、あなた作成したWEBサイトが「パン屋さん」のサイトだとします。これは、パンの情報を大きく広めたい、またはパンを販売したい売上を上げたい。この様な目的から「パン屋さん」のWEBサイトを立ち上げたとします。

この場合に検査結果から呼び込みたい客層は、「パンが好きなひと」、「美味しいパンを購入出来る店を探している人」などでしょう。

という事は、WEBサイトを見に来て欲しい人に対しての検索ワードは「美味しいパン」、「酵母パン」、「あんぱん クリーンパン メロンパン」などかと思います。この様にパンに興味をもってWEB検査をしている人を対象にしたいものです。

逆に「パソコン」、「海外旅行」、「サイドビジネス」などの「パン」とは無関心な単語で検索している人を呼び込んでもあまり意味がないのです。

あなたのWEBサイトに呼び込みたい人に対して最適なキーワードを検索エンジンからの検索結果に表示出来る確率を上げる対策をSEO対策といいます。

1-2. SEM対策についても考える

SEOとは別に、SEM(Search Engine Marketing)についても内容を把握しておいて損は無いので簡単に説明しておきましょう。

実はコンテンツを宣伝するという意味ではSEOはSEMの一部といえます。SEMにはリスティング広告と呼ばれる広告料を支払って自分のサイトやブログを宣伝してもらうという手法が含まれるため費用がかかります。手っ取り早く宣伝できるのは良いのですが、もちろん広告費を支払うのを止めると上位に表示されなくなってしまうため、資金に余裕があって、かつ短期的に効果を出す事を目的とするのであればSEM対策もいいでしょう。

2. SEO対策の必要性について

インターネットが普及した今ではネットを活用して必要な情報を得るのが主流となっているため、当然ですが自サイトへ呼び込むためにはそれなりの仕組み作りが必要になり、そこで重要視されるのがSEO対策です。

SEO対策を実施することで上位表示されたコンテンツは資産として残ることになるため、一度上位表示させることができれば、以後も継続して集客ができる様になるでしょう。

しかし、このSEO対策の必要性と内容を十分に理解しまいままにサイト運営やブログ記事を書き続けても良い結果に繋がらない事がほとんどです。Web集客を行う上でSEO対策は無視できないものとなるため、初心者の方であっても必要性を理解することが重要です。

3. SEO対策には種類がある

SEO対策には、「内部対策」と「外部対策」の2種類があり、そのどちらに対しても実施していく事によって検索エンジンでの検索時に上位表示が期待できる様になる。ザックリと説明すると、内部対策は「自サイト内を整備していく事」で、外部対策は「他サイトからリンクをもらうなどの自サイト外を整備する事」です。

3-1. 内部対策

内部対策は「自サイト内を整備していく事」で、主に以下の内容となることがほとんどです。

一般的な内部対策
  • メタタグのキーワードを最適化
  • 内部リンクの最適化
  • ページ読み込み速度の改善
  • モバイル対応(レスポンシブ表示など)
  • 良質なコンテンツの作成

<メタタグのキーワードを最適化>
メタタグ(metaタグ)情報とは、WEBユーザー(人間)ではなく、検索エンジンやブラウザなどのシステムに対しての情報(メタデータ)です。このメタタグ情報を書き換えて検索エンジンなどに最適な情報を伝える事ができればSEO効果を高めることが可能です。

<内部リンクの最適化>
内部リンクとは、「自サイト内のページをつなぐリンク」のことで、例えば、あるブログ記事から他の関連記事へリンクさせて誘導すること。リンク元とリンク先のページがどちらも同じ自サイト内にあるリンクを「内部リンク」と呼びます。
これがある事で興味がある他記事へジャンプしてくれる事で検索ユーザーの滞在時間アップなどにもつながるという訳です。

<ページ読み込み速度の改善>
使用している画像サイズが必要以上に大きい、HTMLやCSSのソースコードが複雑など、さまざまな原因が考えられます。
ページの表示される速度(時間)が遅い場合は顧客満足度が大幅に低下してしまい、表示に3秒以上かかるページは40%以上のユーザーが離脱するとまで言われています。影響としてはさほど大きくはないですが、ページ表示速度は検索表示順位などに影響してきます。

<モバイル対応(レスポンシブ表示など)>
パソコンの画面は横長、スマホの画面は縦長なので、表示内容を工夫しなければおかしな事になってしまうことは想像がつくと思います。要するにパソコン用の横長デザインとスマホ用の縦長デザインの2種類が最低限必要になるという事になる。
もし、通常のパソコン用デザインを縦長画面のスマホに使用すると、横幅が縮まって表示されるために非常に小さく表示さてしまうので、それは検索ユーザーに対して不親切なサイトとなってしまいます。
しかし、これはホームページを2種類作らなければならないとうい訳ではなく、設定により自動的にスマートフォンの画面に適合したデザインにしてくれる事がほとんどなので、ほぼ特別な手間は必要ないですが、知識として覚えておいてください。

<良質なコンテンツの作成>
SEOにおいてもっとも重視されているものはコンテンツの「質」で、質の高いコンテンツはSEO効果が高い傾向にあります。読みやすく分かりやすい文章であることと、情報の正確さや網羅性など「ユーザーが読んで、ためになる内容か」という基準もコンテンツの質として考えられます。
これは、ユーザーに対して「求められている情報」、「情報の正確性」、「読者にやさしく分かりやすい文章」などを常に提供する必要がある事を意味します。

3-2. 外部対策

外部対策は「他サイトからリンクをもらうなどの自サイト外を整備する事」で、主に以下の内容となることがほとんどです。

一般的な外部対策
  • 広告を配信して自サイトの情報を広く配信する
  • SNSを継続的に運用する
  • 良質な被リンク数を増やす
  • 他サイトからリンクされやすいWEBコンテンツを作成する

<広告で自サイトの情報を広く配信する>
自サイトの広告をネット上で配信し幅広く宣伝するというものですが、非常に手っ取り早い手法ではありますが費用が発生しますので、法人などのサイト宣伝には良いですが、あまりコストをかける事ができない個人サイトは実際問題としては不向きな対策かもしれません。

<SNSを継続的に運用する>
twitterやinstagramなどのSNSを活用して外部から自サイトへ誘導して集客を増やす方法で、SNSの時代を迎えている現代ではかなり有効な手段で、また一般的なものです。

<良質な被リンク数を増やす>
被リンクとは、外部からの自サイトへのリンクです。わざわざリンクして紹介してくれているという事は「世の中に必要とされる有益な情報が掲載されているサイト」とgoogleに認識されて上位表示が期待できます。

<他サイトからリンクされやすいWEBコンテンツを作成する>
被リンク数を増やすためには「リンクされやすいWEBコンテンツ」である必要があります。世の中の人が求めている有益な情報を常に配信していることが重要で、内容が薄かったり、他サイトからのコピペ記事などはgoogleから良い評価を受ける事ができないため上位表示がねらえません。
見た目では何の変化もありませんが、他サイト情報のコピペはgoogleにバレていますので、必ず自分で内容を把握して自分の言葉で情報を配信する様に心がけましょう。

4. SEO対策を行うメリットについて考える

自らの力でSEO対策を理解して実施していく事は初心者の方にとっては分からない事だらけである程度難易度が高いかもしれません。費用が許されるのであればSEO対策の業者へ依頼するのも良いですが、今後サイトを運営~管理していく本人が知識を身につけておく事が重要です。
なぜならば、SEO対策は1度実施すればある程度は持続しますが、googleのアルゴリズムが変更になった場合は修正が必要ですし、また、SEO対策には「これで完璧!」という地点は無く、常に試行錯誤が必要だと考えます。

4-1. アクセス数のアップにつながる

googleなどの検索結果画面の上位に表示されることで、ユーザーにクリックしてもらいやすくなるために、自サイトへのアクセス数が増加し、欲しい情報を得る事ができたユーザーの満足度も上がる。

4-2. 費用対効果が高い

SEMとは違い、SEO対策は時分自身で取り組んでしまえば広告などの費用をかけることなく、検索結果画面の上位に表示させる事ができます。また、ある程度は長期的に安定したアクセス数を期待できるために費用対効果が高いといえます。

4-3. コンテンツの認知度がアップ

SEO対策によってWEBコンテンツの露出度が上がるとユーザーに対しての認知度がアップして再度訪れてくれる事も多くなります。また、同時にgoogleからの認知度も上がってくるために更なる上位表示も期待できます。

5. googleで検索順位が決まる仕組み

SEO対策をザックリ説明すると、Googleのアルゴリズムに対する対策を行うという事になります。

どのように検索順位が決まるのか、その仕組みを押さえておきましょう。

公開したWebサイトが検索結果に表示されるためには、クローラーと呼ばれるGoogleのロボットがクロール(巡回)した際に、そのWebサイトの情報がインデックスされる必要があります。

インデックスされるとGoogleのアルゴリズムによりWEBサイトを独自評価して、検索エンジンでの表示順位を確定させます。

5-1. ページ内容の質

作成されたWebページそれぞれの信頼性や専門性、情報量、鮮度などがGoogleに評価されます。
主に、次のような要素が分析されると言われています。

  • ドメインの権威性
  • ページの読みやすさ
  • ページの更新頻度
  • 著者情報
  • ソーシャルメディアでのシェア数

5-2. コンテンツの関連性

検索されたキ-ワードとページの内容の関連性が高く、ユーザーにとって有益な情報であるかどうかが評価されます。
コンテンツの関連性を評価するために、Googleは次のようなさまざまな要素を分析します。

  • ページのタイトルとメタディスクリプション
  • ページの内容
  • キーワードの出現頻度
  • キーワードの配置
  • 画像のalt属性
  • 内部リンクと外部リンク

5-3. 訪問者の行動

ユーザーが検索結果をクリックしたかどうか、どのくらいページに滞在したかなどの行動データが評価されます。
次のような行動を分析することで、ユーザーにとって有益なページかどうかを判断しています。

  • クリック率(CTR)
  • 滞在時間
  • 直帰率
  • スクロール率

6. SEO対策でやるとNGなこと

SEO対策では「やってはいけない事」があり、これを無視してやってしまうとgoogleから良い評価をされなくなって検索表示順位が下がってしまうだけでなく、最悪の場合はペナルティーを受けて検索表示されなくなってしまうケースもあります。

まず、googleのガイドラインの内容確認しておきましょう。ガイドラインの内容が分かっていないと、悪意がなくても違反しているという可能性もあるので注意が必要。

7. まとめ

SEO対策は実施しなくてもホームページやブログは公開する事はできますが、WEBコンテンツはネット上に公開するだけが目的ではなく、多くの人たちに情報を発信する事が目的です。
多くの人に訪れてもらうためには検索エンジンで検索された際に上位に表示されている必要があります。

そのために、少しでも上位表示できる様に試行錯誤を繰り返してSEO対策を行っていくのです。
Googleからどの様なコンテンツが評価されるのかについては、Google品質評価ガイドラインを参照するのも良いでしょう。

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