この記事にたどり着いているという事は、googleアドセンスを使えば「ホームページやブログに広告を貼り付けてお金が稼げるらしいぞ！」ぐらいの事は分かっている方だと思います。
ただ、自分のサイトに広告を貼り付けて収益を上げていくためには、それなりの「手順」を踏む必要があるのと、「集客のための知識」が必要となってきます。
「手順」とは、googleアドセンスへの登録手順～広告貼り付けまでの事を示し、「集客のための知識」とは、主にSEO対策の事になります。
このどちらを怠っても広告で収入を得る事はできないので、しっかりと知識を身に着けてコツコツと自サイトへ反映させていき、安定した広告収入を得れる様になってください。
1. 広告の課金方式がCPC(クリック数)からCPM(表示数)へ
従来のgoogleアドセンス広告は、クリック報酬型広告でもっとも有名なもので、単純にWEBサイトに訪れたユーザーが興味のある広告をクリックしてくれる事によってサイト運営者に報酬が発生するというクリック単価（CPC）方式を採用していますが、2024年2月からは広告が表示されるだけで収益が発生する業界標準であるインプレッション単価（CPM）方式に移行しています。
CPCもCPMも同じく課金の事を示しますが、方式が異なります。
＜CPC課金(Cost Per Click)とは＞
広告がクリックされた時に課金される方式で、表示されただけでは報酬は発生しません。
＜CPM課金(Cost Per Mille)とは＞
インターネット上に広告が1000回表示された時に発生する広告費用のことを示し、発生する費用は、CPM相場で10円～500円ほどとされており、表示する広告の媒体によっても大きく変わります。
より多くの人を呼び込んで広告が表示される、またはクリックされることにより報酬額も増えていく仕組みになっている。
しかし、単にアドセンス広告をサイト内に貼り付けただけでは、多くの人を自サイトへ呼び込む事はできない。サイトへ多くの人を呼び込むためには別でSEO対策を実施する必要があるのだが、これに関しては別の記事で説明するとして、今回はgoogleアドセンス広告についての説明を行います。
1-1. 今までのアドセンス広告（CPC:クリック数）
従来のgoogleアドセンスは、クリック報酬型広告でもっとも有名なもので、単純にWEBサイトに訪れたユーザーが興味のある広告をクリックしてくれる事によってサイト運営者に報酬が発生するというクリック単価（CPC:クリック数）方式を採用していました。
より多くの人を呼び込んで、広告をどんどんくクリックしてもらうと、それにともない報酬額も増えていくで、自分のサイトへ来てもらうだけではなく、さらに興味のある広告をクリックしてもらう必要がありました。
変更の背景は、クリックだけを目的とした悪質WEBサイトによる広告配信などを是正し、広告の質を高めるという狙いがある様です。
1-2. 現在のアドセンス広告(CPM:表示数)
現在の広告は、クリック単価ではなく表示回数がメインとなる方式に変更となっています。
googleが方式の変更を実施した背景には、パブリッシャーへの報酬支払いの一貫性と透明性を高めるという内容が主な目的であると発表しています。従来のクリック単価方式では、広告がクリックされなければ収益が発生しませんでしたが、新しい表示数モデルでは広告が表示されるだけで収益が発生するため、パブリッシャーはより安定した収入を見込むことができます。
今までのクリック単価方式だと、自サイトへ呼び込むだけではなく更に広告をクリックしてもらう必要があったが、現在の表示数方式であれば呼び込んでサイトを見てもらうだけで貼り付けた広告は表示されて収益を生むことができるので、より効率的に収益を得る事が出来ると考えられるのです。
もちろんコンテンツの内容が充実していて、ユーザーにとって有益な情報が存在することが大前提だが。
CPM課金については、以下の記事も参考にしてください。
2. 報酬を増やすためにやるべき事は何か
広告の表示数(CPM)を増やすために心掛けておかなければならない事がいくつかあります。何事も成果を出始めるまでには一定の時間と努力が必要になってくる事は言うまでもありません。
その具体的な内容について説明します。
2-1. 配信広告の最適化
WEBコンテンツ内に広告を貼り付ける際の「広告位置」と「広告サイズ」に気を付ける必要があります。これは表示数やクリック数を分析して、より広告を見てもらえる、またはクリックしてもらえる様に試行錯誤を繰り返すものと考えます。
・視認性の高い場所に広告を配置する
・コンテンツ内の情報取得の邪魔にならない様に配置
・レスポンシブ広告でスマートフォン等の表示にも対応
・広告を貼りすぎないこと。あくまでメインはコンテンツ内の情報
2-2. 高品質なコンテンツ作成
ユーザーに対して良質な情報を提供するためには常に高品質なコンテンツ作成と更新を行っていたく必要があります。高品質な情報を発信し続ければ自然と集客数がアップしてCPM報酬は増加するでしょう。
コンテンツ内容は、常に最新のトレンドを意識した内容を検索ユーザーへ提供する事によって他の情報サイトと差別化する事ができればベストで、googleから高評価を得て検索エンジンの上位表示に繋がることでしょう。
2-3. トラフィックの増加
CPM広告を含めた広告収入の額はPV数(閲覧数)にほぼ比例するため、トラフィックを増やすことが最も効果的であり最優先事項となります。
そのためには、SEO対策も実施して検索エンジンからの流入を増加させ、ソーシャルメディアを活用して記事を拡散することが有効的です。また、定期的なコンテンツ内容の更新を行ってリピーターを増やすことも重要です。
3. まとめ
「質の高いサイト」が検索エンジンでの上位表示を狙うことができるという事がわかりました。では、その「質の高いサイト」とはどの様なサイトなのか？
以下が、「質の高いサイト」とgoogleが判断する基準となるので参考にしてください。
- 記事に掲載されている情報は信頼できるものであるか。
- 記事は、トピックに関して明らかに充分な知識を持つ専門家や愛好家によって書かれているか。あるいは、内容の薄いものであるか。
- サイトに、同じトピックや類似のトピックに対してキーワードのバリエーションをわずかに変えただけの、重複している記事や冗長な記事が含まれているか。
- サイトにクレジット カード情報を登録することに抵抗はないか。
- スペルや文体の間違い、事実誤認がないか。
- トピックは、サイトの訪問者が本当に求めるものを提供しているか。検索エンジンで上位に表示されることだけを狙って作成されていないか。
- 独自のコンテンツや情報、独自のレポート、独自の調査、独自の分析内容が記載されているか。
- 検索結果に表示された他のページと比較して、より実質的な価値を提供しているか。
- コンテンツの品質管理はどの程度行われているか。
- 記事は公平に書かれているか。
- サイトは、そのトピックの専門家として認知された機関が運営しているか。
- コンテンツが多数のクリエイターへの外部委託によって大量に制作されているために、または複数サイトの大規模なネットワークに拡散されているために、個々のページまたはサイトのプレゼンスが低下していないか。
- 記事は適切に編集されているか。急いで制作されたような印象を与えていないか。
- 医療関連のクエリの場合、サイトの情報が信用できるものであるか。
- サイトの名前を見て、信頼できるソースから提供されていると認識できるか。
googleのアルゴリズムでは、質の高いサイトを評価することはもちろんの事、逆に質が悪いサイトの掲載順位を下げて、高品質なWEBサイトを見つけやすくするという事を目指しています。
これを守ることにより、CPM報酬を効果的に増やしサイト運営の成功を収めることを祈っています。
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